千葉県高等学校教育研究会数学部会
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ご挨拶

千葉県高等学校教育研究会数学部会会長

相浦 敦(あいうら あつし)

 

 令和6年度の田口部会長より引き継ぎ、今年度部会長を務めます相浦と申します。

 本部会は、昭和25年(1950年)に、会員の資質向上と親睦を図り、高等学校数学教育の振興を目的として、県内高等学校数学教育担当職員で組織されました。現在、県内180校の公立及び私立高等学校が加盟しています。

 学習指導要領が改訂されて4年目を迎え、定時制においても全学年同じ学習指導要領による教育活動が展開されています。また、令和7年度大学入学共通テストから、科目「数学II、数学B」が「数学II、数学B、数学C」となり、後者においては、数学B2項目、数学C2項目のうちから3項目選択回答することとなっています。これにより、各校授業で扱う内容も工夫されてきております。そして、より思考力が問われるものともなってきています。解き方を教えたり、習熟させたりするだけでなく、考え方を身に付けさせていくことが求められているところでもあります。次期学習指導要領の動向もみながら、千葉県の高校数学教育がますます発展していくための一助となる活動を引き続き行っていきます。


 

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2018/10/12

平成30年度 見学研修会(明治大学・中野キャンパス)

Tweet ThisSend to Facebook | by:岩井剛

 今年度の見学研修会は,8月1日(水)に明治大学・中野キャンパスにて実施されました。午前は学生のみなさんと一緒に集中講義に参加し,午後は特別講演を拝聴しました。その内容の概略を報告します。
 


1 集中講義
「現象と数学」より

 この講座は,現象数理学を研究する教員がオムニバス形式によりその研究内容を学生(2年生)に講義することで,数学の汎用性と可能性を理解することを目標としているそうです。

第1回:時空パターンのダイナミクスと分岐解析

    総合数理学部教授 小川 知之 先生

 

第2回:地震・海洋・生命・人間活動と

     それらを結ぶベイズ統計

    総合数理学部教授 中村 和幸 先生

 

第3回:結晶デザイン:数理と物質

    総合数理学部教授 砂田 利一 先生

 

 


2 開会式

 ・部会長挨拶

  佐倉東高等学校長 釜萢 行 先生

 

 ・会場大学より

  総合数理学部教授

現象数理学科長 松山 直樹 先生 
  
 

3 特別講演1「不可能立体の数理」

 研究・知財戦略機構特任教授 杉原 厚吉 先生

 

 不可能立体を作るためのトリックや数理モデルを紹介していただき,錯視が起こるしくみを,たくさんの図や映像を用いてご教示くださいました。

 

 


4 特別講演2
「自己相似性とくりこみから見た世界観」

 総合数理学部教授 小川 知之 先生

 

 Feigenbaum定数にまつわる,自己相似的な集合,フリップ分岐(周期倍化)のしくみ,くりこみ変換の性質について詳しくお話をしてくださいました。


 

5 閉会式

 ・部会長挨拶

   佐倉高等学校長 上市 善章 先生

 

 ・会場大学より

   総合数理学部

      中野教務事務室 中山 貴史 様 

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