平成30年度千葉県高等学校教育研究会数学部会総会・春季研究大会が実施されました。
(参加人数:86名)
1 主催 千葉県高等学校教育研究会数学部会
2 後援 千葉県教育委員会
3 期日 平成30年6月14日(木)
4 会場 千葉県立木更津高等学校
5 日程 9:00~ 9:30 受付(弁当注文)
9:40~10:25 公開授業(2限)
10:40~11:40 総会
11:40~11:50 連絡事項
11:50~12:50 昼食・休憩
12:50~13:50 研究発表
14:00~15:30 講演
15:30~16:00 研究協議
16:00 閉会
6 内容
(1)総会
① 挨拶(部会長,教育委員会,会場校校長,会場校数学科主任)
② 議長選出
③ 議事 ア 平成29年度事業報告
イ 平成29年度収支決算報告,監査報告
ウ 平成30年度事業計画案審議
エ 平成30年度予算案審議
オ 平成30年度地区委員選出及び部会長推薦,会計監査承認
カ その他の役員委嘱
キ その他
(2)研究発表
① 「身近なものを題材とした応用問題の指導について
-数学への興味・関心を伸ばす授業-」
千葉市立千葉高等学校 武田 由希子先生
・テーマについて
・授業実践1 数学B「空間ベクトル」で得た知識を活用した実践
・授業実践2 数学Ⅱ「三角関数」で得た知識を活用した応用問題の実践
・授業実践3 数学Ⅲ「極限・微分・積分」を活用した応用問題の実践
② 「平成30年度大学入試センター試験(数学)のアンケート調査結果について」
千葉県立千葉東高等学校 吉澤 純一郎先生
千葉県立船橋高等学校 長内 恵里菜先生
1 研究のねらい
2 アンケート調査の実施方法
3 アンケート結果(受験生)
4 アンケート結果(数学科主任)
5 最後に
(3)講演
「ある高校教員の数学教育研究と実践」
茨城県立竜ヶ崎第一高等学校 教諭 小林 徹也 先生
1 「結論から考える」とは?
小林先生が数学教育研究を始めたきっかけとなった生徒の質問の話から,茨城県内の先生方への指導法に関するアンケートと,その結果から示唆を得た指導法についてご提案いただきました。
2 「和算」をいろいろな生徒に
日本で独自に発達した「和算」を現代数学教育に活かす方法として,竜ヶ崎一高での取組についてご紹介いただきました。生徒が試行錯誤しながら探求する様子をご報告いただきました。
3 「MATHキャンプ」の活動
新学習指導要領の「理数探究」における数学科の危機感に関して,その理由と解決に向けた教員の活動をご報告いただきました。現場の先生ならではのご講演で,いずれの内容も大変有意義なものでした。